三重県の城
続日本100名城(155番)
国の史跡
概要
赤木城(あかぎじょう)は、三重県熊野市にあった日本の城である。城跡は1989年(平成元年)10月9日に「赤木城跡及び田平子峠刑場跡」の名称で国の史跡に指定されている。また、2017年(平成29年)4月6日、続日本100名城に選定された。
赤木城は、紀伊国牟婁郡北山郷の丘陵(現在の三重県熊野市紀和町赤木字城山)に築かれた平山城である。標高約230メートル (238m) に位置し、高さ(比高)は約30~40メートルである。天正17年(1589年)頃の一揆勢力を抑える目的で、藤堂高虎によって築城されたといわれる。主郭を中心として三方の尾根に郭(曲輪)群が設けられ、その尾根を利用した配置は中世山城の形態をもつが、一方では高い石垣や発達した虎口など近世城郭の要素も見られ、築城における過渡期の様相が認められる。
(出典元:Wikipedia)
本郭
藤堂高虎によって反対勢力を抑える目的で築城されたといわれている
中段虎口
敵をふさぐために通路を何度も折り曲げた複雑な構造である
上段虎口
築城当時の原形を残した城跡である
名称
- 赤木城
城郭構造
- 平山城
築城主
- 藤堂高虎
主な城主
- 藤堂氏
築城年
- 天正17年(1589年)頃
遺構
- 郭(曲輪)・石垣・堀切・土塁
所在地
- 三重県熊野市
藤堂蔦
藤堂氏の家紋である