福井県の城
続日本100名城(138番)
概要
大野城(おおのじょう)は福井県大野市にあった日本の城。明治までは大野藩の藩庁が置かれた。天守は昭和に建てられたもの。2017年(平成29年)、「続日本100名城」(138番)に選定された。
1575年(天正3年)、織田信長より越前一向一揆を平定した恩賞として越前国大野郡の内の3万石を与えられた金森長近がその翌年、最初に居城とした戌山城の近くの亀山(大野盆地の小孤峰)に城郭を築き始めたのが越前大野城の始まりである。築城に数年間を要した。その後、越前松平家が3代続いた後天領となり、土井氏で定着するまで目まぐるしく城主が替わった。城は1775年(安永4年)に焼失し、1795年(寛政7年)には天守を除いて再建されたが、明治維新後に破却されている。
2014年に有志による「ラピュタの会」が結成され、「天空の城 大野城」の知名度向上に努めている。
(出典元:Wikipedia)
復興天守閣
土台となる石垣は、自然石をそのまま積み上げた野面積みで作られている
お福池
天守閣の脇下にある
土井利忠公の像
大野土井家7代目の藩主である
名称
- 大野城
別名
- なし
城郭構造
- 梯郭式平山城
築城主
- 金森長近
主な城主
- 金森氏、松平氏、土井氏ほか
築城年
- 1580年頃(天正8年頃)
江戸期石高
- 大野藩・越前松平氏5万石
遺構
- 石垣、堀
所在地
- 福井県大野市
六ツ水車
土井氏の家紋である