滋賀県の城
続日本100名城(157番)
概要
八幡山城(はちまんやまじょう)は、滋賀県近江八幡市宮内町周辺(近江国蒲生郡)に存在した日本の城(山城)。羽柴秀次の居城として知られる。別名近江八幡城とも呼ばれている。
近江八幡駅より北西へ約2.5kmにある、独立丘鶴翼山、通称八幡山(標高283m、比高100m)の南半分山上に築城された。急峻な山城である。現在の八幡山は独立丘となっているが、築城当時は東西に内湖があり、南の平野部に城下町を配した構造は、安土城と類似した占地に築城している。城下町は安土城下町を移住させて形成された。かつての城下町の一部は日牟禮八幡宮境内地、八幡堀とともに近江八幡市八幡伝統的建造物群保存地区の名称で重要伝統的建造物群保存地区として選定されている。八幡堀は琵琶湖の水を引いて作られた堀で戦闘の用をなすだけでなく運河の役割も果たしていた。1970年代には埋め立てて公園と駐車場にする計画が立てられたが「よみがえる近江八幡の会」「八幡堀を守る会」などの住民運動によって蘇り、時代劇の撮影に使われるなど名所の一つとなっている。
2017年(平成29年)4月6日、「続日本100名城」(157番)に選定された。
(出典元:Wikipedia)
八幡山城城祉
標高271.9mの八幡山山頂にあり最頂部に本丸をもうけている
二の丸
現在は石垣のみである
北の丸
八幡公園には開町の祖・秀次の銅像が建てられている
名称
- 八幡山城
別名
- 八幡城、近江八幡城
城郭構造
- 放射状式連郭山城と居館
築城主
- 豊臣秀吉、豊臣秀次
主な城主
- 羽柴氏、京極氏
築城年
- 1585年(天正13年)
遺構
- 曲輪、石垣、空堀、犬走り、居館
所在地
- 滋賀県近江八幡市
五七の桐紋
豊臣氏の家紋例である