徳島県の城
続日本100名城(176番)
概要
一宮城(いちのみやじょう)は、徳島県徳島市一宮町に位置する日本の城。徳島県指定史跡。東山渓県立自然公園指定。とくしま市民遺産選定。
一宮城は、南北朝時代に天険を利用した山城で、のちに大幅に改修された。東竜王山の北東に延びた枝尾根の最先端にあり、本丸部分は標高144.3m、麓からの比高は約120mの山嶺に築かれ、石垣下は急傾斜となっている。北は鮎喰川、東は船戸川、園瀬川が天然の濠として、背後には四国山脈がひかえている。一宮城は南城と北城の二城から成り立っている。本丸は北城に属し、明神丸等の曲輪は南城に属し、山麓には居館があったと言われている。一宮城は徳島県内で最大級の山城である。三好氏と長宗我部氏の攻防の舞台にもなった。1954年(昭和29年)8月6日、徳島県指定史跡に指定。
2017年(平成29年)4月6日、続日本100名城(176番)に選定された。
(出典元:Wikipedia)
一宮城本丸石垣
本丸部分の石垣は結晶片岩の野面積みである
一宮城本丸跡
本丸の南側に礎石跡があることから天守か天守に相当する建築物が建っていた可能性は高いとされている
一宮城説明版
県内最大級の山城である
名称
- 一宮城
別名
- 一宮城
城郭構造
- 山城
築城主
- 小笠原長宗
主な城主
- 小笠原氏、蜂須賀氏、益田氏
築城年
- 1338年(南朝:延元3年、北朝:暦応元年)
遺構
- 曲輪、石垣、竪堀、空堀、堀切、井戸跡等
所在地
- 徳島県徳島市
三階菱
小笠原氏の家紋例である