福島県の城
続日本100名城(111番)
国の史跡
概要
向羽黒山城(むかいはぐろやましろ)は、福島県大沼郡会津美里町にあった日本の城である。城跡は、国の史跡に指定されている。
白鳳三山の最高峰・岩崎山は向羽黒山とも称し、そこに蘆名盛氏が1568年(永禄11年)に山城を築いた。城の規模は、東西1.4キロメートルで南北1.5キロメートル、面積は50ヘクタール。東を流れる阿賀川や東部分の崖などの天然の要害に加えて土塁や堀などの防御施設がいたるところに造営されている。
岩崎山山頂の本丸(実城)跡を中心に現在公園となっている二の丸跡、三の丸跡、伝盛氏屋敷跡などの郭をはじめ、竪堀や空堀、虎口、石塁の跡などの戦国山城の名残が城跡内各所に残されている。城の東側直下を阿賀川が流れており、さらには会津盆地一円を望むことができる。
(出典元:Wikipedia)
二の丸
本丸にあたる所と考えられている
堀切
人工的に尾根を低くした堀切である
曲輪入口
標高408mの山頂にあって会津を一望できる蘆名氏の本拠地としてふさわしい立地である
名称
- 向羽黒山城
城郭構造
- 山城
築城主
- 蘆名盛氏
主な城主
- 蘆名氏、上杉氏、蒲生氏
築城年
- 1568年(永禄11年)
遺構
- 曲輪、土塁、堀
所在地
- 福島県大沼郡会津美里町
丸に三引両
蘆名氏の家紋である