広島県の城
続日本100名城(173番)
国の史跡
概要
新高山城(にいたかやまじょう)は、現在の広島県三原市本郷町に建てられた日本の城である。城跡は国の史跡に指定されている。2017年(平成29年)4月6日、続日本100名城(173番)に選定された。
小早川氏の居城は代々沼田川(ぬたがわ)の対岸にあった高山城であったが、沼田小早川家を継いだ小早川隆景は、天文21年(1552年)、沼田川を挟んだ対岸に新高山城を築き、慶長元年(1596年)に三原城へ移るまで小早川氏の本拠とした。三原城の築城の際、石垣などを持ち去ったといわれている。『毛利元就父子雄高山行向滞留日記写』 小早川家文書によれば永禄四年(1561年)3月には、毛利元就と隆元がこの新高山城を訪城、数日間滞在、連日饗応が行われた。
本丸、中の丸、西の丸、北の丸、釣井の段、鐘の段などの櫓跡が残存するほか、小早川家の菩提寺、匡真寺(きょうしんじ)の跡がある。
三原市本町の宗光寺山門(国の重要文化財)は新高山城の大手門を移築したものと伝えるが異説もある。
(出典元:Wikipedia)
本丸
本丸跡には桝形の土塁や建物磁石等がある
石垣
当時は海の水が山の麓まで入ってきており舟の発着場もあった
詰の丸
詰の丸跡にある石造物である
名称
- 新高山城
城郭構造
- 山城
築城主
- 小早川隆景
主な城主
- 小早川氏
築城年
- 天文21年(1552年)
遺構
- 石垣、堀切、土塁、井戸、礎石、郭、縦堀
所在地
- 広島県三原市
左三つ巴
小早川氏の家紋である