高知県の城
続日本100名城(180番)
国の史跡

概要

岡豊城(おこうじょう)は、高知県南国市にある中世の日本の城(山城)跡。戦国時代に四国の覇者となった長宗我部氏の居城であった。城跡は国の史跡に指定されている。
南国市街の北西部、香長平野(かちょうへいや)の北西端にあたる国道32号の西側の岡豊山(標高97メートル)に位置する。戦国時代末期に廃城となり、現在は石垣、曲輪、土塁、空堀、井戸などが残り高知県指定史跡を経て国の史跡として整備されている。また、城址の一角には高知県立歴史民俗資料館がある。
城の縄張りは最高所に本丸に当たる詰(つめ)があり、東に詰下段、二の段、南から西に三の段、四の段、更に西側丘陵に伝厩跡曲輪が配された連郭式の山城である。また、城の北東部には岡豊八幡があった。

(出典元:Wikipedia)

詰下段

詰下段

二ノ段から詰への出入口を守るために造られた小曲輪であったと考えられている
二ノ段

二ノ段

土塁に囲まれた広い空間は兵溜まりの場所と考えられている
三ノ段

三ノ段

三ノ段では土塁・石積み・礎石建物跡・階段状の遺構などが確認される

名称

    • 岡豊城

城郭構造

    • 連郭式山城

築城主

    • 長宗我部氏

主な城主

    • 長宗我部氏

築城年

    • 13世紀~14世紀

遺構

    • 石積、土塁、曲輪、堀切、井戸、虎口、縦堀、横堀

所在地

    • 高知県南国市

七つ酢漿草

七つ酢漿草
長曾我部氏の家紋である