熊本県の城
概要
大矢野城(おおやのじょう)は、熊本県上天草市にある日本の城である。
大矢野城(中村城)は、元寇の乱で活躍した大矢野氏の居城で、城の造りは平山の城に分類されています。築城の年月日は不明ですが、当時の地形から満潮時は、三方海に面する海城でした。
城は慶長二年(1597)以降から使われなくなりましたが、寛永14年(1637)の天草・島原の乱で、一揆軍が城を修復して立て篭もろうとしました。しかし島原の原城を本陣としたため、城を放棄したまま原城へ移動した翌日に、三角に集結していた肥後細川軍一万六千人が大矢野に上陸して、城は破壊されました。城郭内には、昭和8年に元寇の乱で活躍した大矢野三兄弟の表功碑が本丸の一角に建立され、昭和29年の町村合併に伴い大矢野中学校が建設されました。
(出典元:上天草市ホームページ)
本丸跡
城跡は大矢野中学校北側にある小山に所在したとされている
大矢野城祉標柱
元寇の役で活躍した大矢野氏の居城であった
名称
- 大矢野城
別名
- 中村城
城郭構造
- 平山城
築城主
- 大矢野氏
主な城主
- 大矢野氏
築城年
- 不明
遺構
- 不明
所在地
- 熊本県上天草市
帆掛船例
大矢野氏の家紋例である