一万石以上の城
概要
宇都宮城(うつのみやじょう)は、栃木県宇都宮市にある日本の城である。
関東七名城の一つ。江戸時代は宇都宮藩の藩庁となった。
平安時代に藤原宗円が二荒山の南に居館を構えたのが初めである。近世・江戸時代に改修され、輪郭と梯郭形式を合わせた土塁造りの平城であった。本多正純の頃には天守があったといわれているが、清明台櫓を事実上の天守としていた。また、徳川将軍の日光東照宮参拝の際に将軍の宿泊施設として利用された。
明治初頭の戊辰戦争の際に焼失し、第2次世界大戦後に都市開発が行われたため、遺構はほとんど残っていないが、本丸の一部の土塁が現存し、本丸の土塁、堀が外観復元、建物(清明台、富士見櫓、土塀)が木造で復元され、宇都宮城址公園として一般に公開されている。今後、本丸御成御殿、本丸清水門、本丸伊賀門を復元する計画がある。
(出典元:Wikipedia)
復元富士見櫓
復元された富士見櫓は木造本瓦葺きで仕上げられている
復元清明台
復元された清明台は富士見櫓同様に木造本瓦葺きで仕上げられている
宇都宮城案内板
現在は城址公園となっている
名称
- 宇都宮城
別名
- 亀ヶ岡城
城郭構造
- 輪郭梯郭複合式平城
築城主
- 藤原秀郷または藤原宗円
主な城主
- 宇都宮氏、本多氏、奥平氏、戸田氏
築城年
- 平安時代末期
江戸期石高
- 宇都宮藩・本多氏15万5千石
遺構
- 土塁、大いちょう
所在地
- 栃木県宇都宮市
本多葵
本多氏の家紋である