日本の100名城 001番
国の史跡
概要
根室半島チャシ跡群(ねむろはんとうチャシあとぐん)は、北海道根室市にある24か所のチャシ跡(チャシコツ)の総称。国の史跡に指定されている。
北海道内には約700のチャシが確認されているが、根室半島は特にチャシが集中している場所の一つであり、約30のチャシが確認されている。このうち24か所が史跡となっている。 これらのチャシは16世紀から18世紀にかけて造営されたもので、道外の戦国時代から江戸時代にあたり、その当時の社会・経済・政治情勢と関連した遺跡である。ここのチャシの堀は方形に掘られており、これは最終的な形式のものである。現在でも各チャシの堀は保存状態がよく遺構が確認できる。しかし、チャシ内にどのような建造物が建てられていたかは現在のところ不明である。チャシは一般的には「砦」と考えられているが、見張場や聖地、談判の場としても活用されていたと思われる。
(出典元:Wikipedia)
ヲンネモトチャシ
岬の先端が弧状の壕で区画されたチャシである
チャシ跡
壕跡や土塁がみられる
チャシ跡
さまざまなチャシ跡が点在する
名称
- 根室半島チャシ跡群
別名
- チャシコツ
城郭構造
- 丘先式チャシ、面崖式チャシ
築城主
- 不明
主な城主
- 不明
築城年
- 16世紀~18世紀
遺構
- 空堀
所在地
- 北海道根室市