日本の100名城 036番
一万石以上の城
現存天守
国の重要文化財
概要
丸岡城(まるおかじょう)は、福井県坂井市丸岡町霞にあった日本の城である。別名霞ヶ城。江戸時代には丸岡藩の藩庁であった。現在は天守のみ残る。
福井平野丸岡市街地の東に位置する小高い独立した丘陵に築かれた平山城である。近世に山麓部分が増築され、周囲に五角形の内堀が廻らされていた。安土桃山時代に建造されたと推定される天守は重要文化財に指定されている。その他、石垣が現存している。移築現存する建物として、小松市の興善寺および、あわら市の蓮正寺に、それぞれ城門、丸岡町野中山王の民家に、不明門と伝わる城門がある。ほかに土塀が現存する。五角形の内堀は現在埋め立てられているが、この内堀を復元する計画が浮上している。
「霞ヶ城」の名の由来は合戦時に大蛇が現れて霞を吹き、城を隠したという伝説による。
平成25年、国宝化を目指し丸岡城国宝化推進室を設置した。
(出典元:Wikipedia)
現存する天守閣
安土桃山時代に建造されたと推定される天守閣は重要文化財に指定されている
福井震災前の石製の鯱
福井震災で落下した鯱が置かれている
雲の井
大蛇が現われ城に霞をかけた伝説がある
名称
- 丸岡城
別名
- 霞ヶ城
城郭構造
- 連郭式平山城
築城主
- 柴田勝豊
主な城主
- 柴田氏、本多氏、有馬氏、青山氏
築城年
- 天正4年(1576年)
江戸期石高
- 丸岡藩・有馬氏5万石
遺構
- 現存天守、移築門、石垣
所在地
- 福井県坂井市
丸に二つ雁金
柴田氏の家紋である