日本の100名城 037番
国の特別史跡
概要
一乗谷朝倉氏遺跡(いちじょうだに あさくらし いせき)は、福井県福井市城戸ノ内町にある戦国時代の遺跡(日本の城)である。戦国時代に一乗谷城を中心に越前国を支配した戦国大名朝倉氏の遺跡。一乗谷城(山城)と山麓の城下町(朝倉氏および家臣の居館)からなる。
遺跡全体(面積278ヘクタール)が国の特別史跡で、そのうち4つの日本庭園は一乗谷朝倉氏庭園の名称で国の特別名勝の指定を受けている。
現在の福井市街の東南方向約10キロメートル離れた、九頭竜川支流の足羽川の、さらに支流である一乗谷川沿いの谷あいにある。戦国時代の城下町と館跡、および背後の山城から構成される。
一乗谷は東西約500メートル、南北約3キロメートルと狭小だが、福井平野の端から山地に入ってすぐの場所に位置し、数キロメートル先の目前に北陸道や大野盆地(大野市)に通じる美濃街道、鹿俣峠を抜け越前府中(越前市)へ続く街道、北陸道と連絡した朝倉街道などが通る、交通の要衝をすぐ押さえられる位置であった。
一乗谷は東、西、南を山に囲まれ、北には足羽川が流れる天然の要害で、南北に城戸を設け、その間の長さ約1.7キロメートルの「城戸ノ内」に、朝倉館(武家屋敷)をはじめ、侍屋敷、寺院、職人や商人の町屋が計画的に整備された道路の両面に立ち並び、日本有数の城下町の主要部を形成していた。周辺の山峰には城砦や見張台が築かれ、地域全体が広大な要塞群であった。
(出典元:Wikipedia)
一乗谷朝倉氏遺跡の碑
一乗谷城は朝倉考景が築城したといわれている
一乗谷史跡公園センター
一乗谷朝倉氏遺跡の管理事務所として機能している
資料館
福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館がある
名称
- 一乗谷城
別名
- 一乗谷朝倉氏遺跡
城郭構造
- 山城
築城主
- 朝倉氏
主な城主
- 朝倉氏、桂田長俊
築城年
- 南北朝時代
遺構
- 土塁、堀、虎口、石垣、礎石
所在地
- 福井県福井市
三つ盛り木瓜
朝倉氏の家紋である