日本の100名城 044番
一万石以上の城
国の重要文化財
概要
名古屋城(なごやじょう)は、尾張国愛知郡名古屋(現在の愛知県名古屋市中区・北区)にあった日本の城。「名城(めいじょう)」、「金鯱城(きんこじょう、きんしゃちじょう)」、「金城(きんじょう)」の異名を持つ。日本100名城に選定されており、国の特別史跡に指定されている。
名古屋城は、織田信長誕生の城とされる今川氏・織田氏の那古野城(なごやじょう)の跡周辺に、徳川家康が九男義直のために天下普請によって築城したとされる。以降は徳川御三家の一つでもある尾張徳川家17代の居城として明治まで利用された。
大阪城、熊本城とともに日本三名城に数えられ、伊勢音頭にも「伊勢は津でもつ、津は伊勢でもつ、尾張名古屋は城でもつ」と詠われている。大天守に上げられた金の鯱(金鯱(きんこ))は、城だけでなく名古屋の街の象徴にもなっている。 本丸御殿は二条城と並ぶ武家風書院造の双璧と評価されている。
大小天守と櫓、門、御殿などの一部は昭和戦前期まで残存していたが名古屋大空襲(1945年)によって大部分を焼失した。戦後に天守などが外観復元されている。現在城跡は名城公園として整備されている。
(出典元:Wikipedia)
復元された天守閣
国内最大級の天守閣のひとつである
再建された正門
明治期に江戸城の蓮池御門を名古屋城の正門として移築されたが空襲により焼失した
重要文化財・西南隅櫓
大正時代に崩壊したが修理復旧された
名称
- 名古屋城
別名
- 金鯱城、金城、柳城、亀屋城、蓬左城
城郭構造
- 梯郭式平城
築城主
- 徳川家康
主な城主
- 尾張徳川家
築城年
- 慶長14年(1609年)
江戸期石高
- 尾張藩・表石高61万9千5百石(諸説あり)
遺構
- 櫓3棟・門3棟、庭園、石垣、堀
所在地
- 愛知県名古屋市
葵紋(一例として)
諸説が多数あるため一例である