日本の100名城 066番
一万石以上の城
国の史跡
概要
津和野城(つわのじょう)は島根県鹿足郡津和野町後田にある日本の城。城跡は国の史跡に指定されている。
津和野城は津和野盆地の南西部に横たわる標高367メートルの霊亀山に築かれた山城。築城時からは少なくても室町時代後期(戦国時代)までは三本松城(もしくは一本松城)と呼ばれていた。尾根伝いに南にある出城の中荒城、当城と併せて史跡指定されている。
江戸時代には津和野藩亀井氏の居城であったが、藩庁は急峻な山城を避け山麓に置かれた。
明治時代に廃城となったが、山上には石垣や堀(堀切、堅堀、連続堅堀など)が残る。山麓には馬場先櫓(島根県指定文化財)、物見櫓が現存している。また、藩主屋敷は島根県立津和野高等学校になり、庭園は嘉楽園となった。なお、本城部分を含む城域を南北に貫く形で、鷲原八幡宮と太皷谷稲成神社を繋いで中国自然歩道が設定されており、この遊歩道から徒歩で登城できる。
(出典元:Wikipedia)
西櫓門跡
城郭には石垣がいくつか遺されている
天守台跡
落雷によって天守は焼失した
観光リフト
山頂へはリフトが利用できる
名称
- 津和野城
別名
- 一本松城、三本松城、石蕗城
城郭構造
- 連郭式山城
築城主
- 吉見頼行
主な城主
- 吉見氏、坂崎氏、亀井氏
築城年
- 永仁3年(1295年)
江戸期石高
- 津和野藩・亀井氏4万3千石
遺構
- 櫓2棟、石垣、空堀
所在地
- 島根県鹿足郡津和野町
二つ引
吉見氏の家紋である