日本の100名城 067番
一万石以上の城
国の史跡
概要
津山城(つやまじょう)は、岡山県津山市山下にあった日本の城。別名・鶴山城(かくざんじょう)。城跡は国の史跡に指定されている。
城郭の形式は梯郭式平山城。日本三大平山城のひとつ。津山盆地の中央部に位置し、城の東部を流れる吉井川支流の宮川及び丘陵の天然の断崖を防御線に取り入れている。城の南部を流れる吉井川とその支流で西部に位置する藺田川(いだがわ)を外郭とし、その内側に城下町の主要部を形成している。
往時は外郭を含めて、広島城の76棟、姫路城61棟をしのぐ77棟の櫓が建ち並び、明治初頭にその様子を撮影した写真が残されている。また、近隣の津山郷土博物館には、文献や古写真に基づいて製作された津山城の復元模型があり、往時の姿を窺うことができる。明治6年(1873年)の廃城令により天守・櫓などの建物が破却され、現在は遺構の石垣や建物の礎石が残り、2002年から2006年までに再建された二重櫓と土塀がある。
現在は鶴山公園(かくざんこうえん)として桜の名所となっており、日本さくら名所100選にも選ばれている。例年4月1日から15日には城跡公園を中心に津山さくらまつりが催される。
(出典元:Wikipedia)
復元された備中櫓
築城400年記念行事の一環として平成17年に完成している
石垣
随所に石垣が遺されている
森忠政像
津山藩の初代藩主である
名称
- 津山城
別名
- 鶴山城
城郭構造
- 梯郭式平山城
築城主
- 山名忠政
主な城主
- 山名氏、森氏、松平氏
築城年
- 嘉吉年間(1441年~1444年)
江戸期石高
- 津山藩・森氏18万6千5百石
遺構
- 石垣、堀
所在地
- 岡山県津山市
鶴の丸
森氏の家紋である