相馬中村城
一万石以上の城

概要

相馬中村城城(そうまなかむらじょう)は、福島県相馬市にある日本の城である。
単に中村城とも言うが、他の「中村城」と区別する際には、相馬中村城や陸奥中村城という。
戦国時代から江戸時代にかけての大名・相馬氏の居城の一つであり、江戸時代には藩主相馬氏の中村藩の藩庁であった。馬陵城(ばりょうじょう)という別名を持つ。
縄張りは梯郭式の平山城である。
西の阿武隈山地から伸びる比高15m程の小丘陵に築かれた城である。南面に流れる宇多川を天然の外堀とし、この水を引いて北面・東面に水堀が配される。尾根続きの西面は、堀切と切岸で防御されている。北面に水堀を中心とした地形的障碍を多く用い、仮想敵である伊達氏を意識した構えとなっている。戦時には堀を切って城の北側500m余りを一面の沼沢地にすることができたとも言われる。場所としては宇多川の渡河点を制圧する意味合いを持っている。

(出典元:Wikipedia)

大手門

現存する大手門である

相馬中村城碑

現在は馬陵公園となっている

東二の丸の跡

現在野球場になっている

名称

    • 相馬中村城

別名

    • 陸奥中村城

城郭構造

    • 梯郭式平山城

築城主

    • 坂上田村麻呂

主な城主

    • 中村氏、相馬氏

築城年

    • 800年頃

江戸期石高

    • 相馬中村藩・表高6万石

遺構

    • 現在は「馬陵公園」として、大手門・石垣・土塁・堀が現存している。

所在地

    • 福島県相馬市

九曜

九曜
相馬氏の家紋である