一万石以上の城
桑名市指定文化財
概要
長島城(ながしまじょう)は、三重県桑名市にある日本の城である。
長島藩の藩庁が置かれた。
江戸時代に入ると、菅沼氏が2万石で当地に封じられ、長島城を改修し藩庁として用いた。元和7年(1621年)、菅沼氏が移封されると、長島藩は廃藩となり、長島城も一時廃城となった。
慶安2年(1649年)、久松松平家の松平康尚が那須藩より1万石をもって入り、長島藩が再興された。元禄15年(1702年)には、4代将軍家綱の生母の弟増山正利の子の正弥(まさみつ)が常陸下館より2万石で移され、以後8代続き明治維新に至った。この間に城郭は順次拡大されたが、天守は上げられなかった。
明治5年(1872年)、廃藩置県と共に廃城となった。
(出典元:Wikipedia)
長島城の大手門
明治9年に中町の蓮生寺山門となり現在も残っている
蓮生寺石碑
長島町又木にある真宗高田派の寺院である
案内板
長島城跡の説明が記されている
名称
- 長島城
城郭構造
- 平城
築城主
- 藤原道家
主な城主
- 滝川氏、織田氏、菅沼氏、久松松平氏、増山氏
築城年
- 1245年
江戸期石高
- 長島藩・菅沼氏、増山氏2万石
遺構
- 石垣、堀、移築大手門、移築奥書院
所在地
- 三重県桑名市
雁金
増山氏の家紋である