大阪府

杭全神社夏祭
杭全神社夏祭
杭全神社夏祭
杭全神社夏祭
杭全神社夏祭
杭全神社夏祭
 

概要

杭全神社夏祭(くまたじんじゃなつまつり)は、大阪府大阪市の杭全神社の祭である。悪疫や地震・雷などの天災を鎮めようとして、平安時代初期に始まった祇園会(ぎおんえ)が次第に祭礼としての形を整え、賑わいを見せるようになったもので、江戸時代中頃から神輿や太鼓台、だんじりを出し物とする現在の姿になりました。
祭の意義は、日頃の神恩に感謝し、神威を益々高めていただこうと神様に心尽くしの「もてなし」をするもので、太鼓台や神輿、だんじりが大勢の人に囲まれて賑やかに練り歩き、町に活気が溢れます。盛大に行事を行うことによって神威が向上し、やがて御神徳が町中にもたらされると考えるのです。
悠久の平野郷の歴史の中で、時代時代の流れを取り入れつつも、神様を戴く神輿の渡御を中心とする「神社の祭」と、だんじりの賑わいを以て神恩に報いようとする「町衆の祭」が一体となって、変わることなき根本の精神――祈る心を守り伝えています。
神輿は、その年のだんじり宮入二番町にご奉仕をいただきます。
太鼓台は、その年の宮入一番町より選ばれた、3~12歳くらいの男児が赤い投げ頭巾を被り、化粧をした敲児(たたきこ)として奉仕します。敲児は、地面に足を触れないように肩車で移動するなど、神事に携わるための潔斎を重ねて祭礼に臨みます。
だんじりについては、現在杭全神社に宮入するのは、九町(野東・野南・野北・流町・市町・背戸口町・西脇・泥堂・馬場)が所有する九台のだんじりです。
弘化二年(1845)に作られた市町のだんじりが、現存する中では最も古く、また、記録に残るのは延享二年(1745)製作の馬場町の初代だんじりが最初とされています。

(出典元:杭全神社ホームページ)

正式名称
杭全神社夏祭り
開催時期
7月
寺社
杭全神社
会場
大阪府大阪市