一万石以上の城
概要
福井城(ふくいじょう)は、福井県福井市にある日本の城である。
城郭の一部が現存する。形式は平城。本丸と二の丸の縄張りは徳川家康によるものとされる。江戸時代には福井藩主越前松平家の居城、城下町として栄える。なお、福井城が築城される以前に同地に存在した北ノ庄城についても合わせて記す。
織田信長配下の軍勢によって朝倉氏が滅亡した後、明智光秀が北ノ庄城に入城し戦後処理にあたったと記録されるが、当時この地に城が存在したかは判然としない。存在したとしても、簡易な前線基地か砦程度の物であったと推定されている。後、柴田氏が天正3年(1575年)に築城した「柴田氏北ノ庄城」と、後、その跡地に結城氏によって慶長6年(1601年)に築城または改築を受けた「結城氏北ノ庄城(後に福井城に改名)」とがあるため、北ノ庄城は大きく2期に分けられている。現在見られる福井城の遺構は第2期のものである。
柴田氏北ノ庄城と結城氏北ノ庄城との関係について、柴田氏のものを結城氏が改築したもの、柴田氏のものの跡に結城氏によってまったく別の城として築かれたものという解釈がある。現状では前者の調査がほとんど進んでいないため不明である。そのため前者と後者を区別しないこともある。
2017年(平成29年)4月6日、「続日本100名城」(137番)に選定された。
(出典元:Wikipedia)
石垣
天守などは遺っていない
石垣
福井地震で一部が崩壊している
結城秀康公像
秀康は徳川家康の次男として出生している
名称
- 福井城
別名
- 北ノ庄城
城郭構造
- 輪郭式平城
築城主
- 柴田勝家
主な城主
- 柴田氏、越前松平氏
築城年
- 1575年
藩
- 福井藩
遺構
- 石垣、堀、土塁
所在地
- 福井県福井市
右三巴
結城氏の家紋である