愛知県の城
概要
安城城(あんじょうじょう)は、愛知県安城市にある日本の城である。
舌状台地の先端に位置し周囲を森と深田に囲まれていて、その内側に土塁や堀があり、天守を持たない平山城だった。室町時代中期に築城され、織田氏、今川氏、松平氏との間で激しい戦闘が繰り広げられた。 『岡崎領主古記』に、安祥森城。三河国二葉松に、安條古城、云城森。という記載があるが、徳川の同時代史料(家忠日記や大久保の三河物語)には、別名の森城なる記載はない。
現在では、碑・塚・切岸・堀・一部曲輪などが残るだけとなっている。本丸は大乗寺、二の丸は八幡社、三の丸は大乗寺の裏手あたりになる。
また、徳川最古参の三河安祥之七御普代の発祥の地でもある。三河安祥之七御普代とは、酒井左衛門尉・大久保・本多・阿部・石川・青山・植村、または酒井・大久保・本多・大須賀・榊原・平岩・植村を指す(『柳営秘鑑』)。
『信長公記』に「三川の内あん城と云ふ城」と記載される。織田氏が保有していた時代には三河進出の牙城となった。
(出典元:Wikipedia)
安祥城本丸跡
大乗寺が建立されている
安祥城付近
現在は「安祥文化のさと」となっている
案内板
安城市教育委員会が設置した案内板である
名称
- 安祥城
別名
- 森城、安城城
城郭構造
- 平山城
築城主
- 和田親平(推定)
主な城主
- 松平氏、織田氏、今川氏
築城年
- 永享12年(1480年)
遺構
- なし
所在地
- 愛知県安城市
葵紋(一例として)
諸説が多数あるため一例である