愛知県の城
概要
御器所東城(ごきそひがしじょう)は、愛知県名古屋市にある日本の城である。
「伊賀の服部氏」の一族の居城。服部氏は佐久間氏に仕えていました。現在、昔を偲ぶものは残っていませんが、イボ神様と秀吉の母の生家との中間あたりが、東城のあった地だと言われています。
一本の大木に守られるようにして小さな社がありますが、お参りするとよくイボが取れるという伝説があり、イボ神様として親しまれています。社前には役行者(えんのぎょうじゃ)が腰かけたような石像があります。
秀吉の母、大政所は従一位まで目せられて叙せられていながら、その素性がはっきりしない。いつごろから御器所の人だと言われ始めたのか分からないが、天野信景の随筆「塩尻」には「尾州愛智郡御器所村の人也」とある。
また、この後天保年間(1830~44)尾張藩がまとめた「尾張志」には「この御器所村の古老伝説に、太閤秀吉の母堂はこの御器所屋敷に住んで秀吉を生み、そこで御所屋敷というようになった」とある。秀吉の母が持萩中納言の娘との伝説と、中納言の屋敷がここにあったとの伝説が結びついたものと言われている
(出典元:名古屋市昭和区ホームページ・現地看板)
御器所碑東城
鳴海・星崎塩田より信州まで塩を運んだとされる塩付街道沿いにあったと伝えられている
説明版
秀吉の母大政所について記されている
石碑
御器所屋敷は豊臣秀吉の出生地であるとされている
名称
- 御器所東城
城郭構造
- 平城
築城主
- 不明
主な城主
- 服部氏
築城年
- 不明
遺構
- なし
所在地
- 愛知県名古屋市