織田信長ゆかりの城
概要
小牧山城(こまきやまじょう)は、愛知県小牧市にある日本の城である。
織田信長が美濃攻めの拠点として築城し、後の小牧・長久手の戦いでは、徳川家康の陣城となった。
濃尾平野の孤峰である小牧山に築城された城で、織田信長が美濃攻めを終えるまでの4年間しか使用されなかったため、急造の砦に近いものと想像されていたが、近年の発掘調査の結果で、城郭を取り巻く三重の石垣(三段の石垣で一番下の段は腰巻石垣)が発見された。そして城の南部の発掘調査では、小牧山築城によって移転してきた住民によって営まれた町割も発見され、戦時急造の城ではなく、清州城に代わる新たな拠点として築かれた城郭であることが判明した。現在は小牧山城が後に織豊系城郭と呼ばれる城郭体系の原点であるとされる。
南山麓から本丸のある頂上に向かう位置には防衛に不向きな大手道が設けられている。途中の中腹から折れのある道へと変化しており、後の安土城の縄張りとの類似性が指摘されている。
(出典元:Wikipedia)
模擬天守
現在ある小牧城の建物は名古屋市に住んでいた実業家が建設し小牧市に寄贈したものである
石垣の裏込石
発掘調査で出土されている
石垣の説明板
巨石石垣の露頭したことについて解説されている
名称
- 小牧山城
別名
- 小牧城
城郭構造
- 平山城
築城主
- 織田信長
主な城主
- 織田氏、徳川氏
築城年
- 1563年(永禄6年)
遺構
- 石垣、曲輪、井戸、土塁
所在地
- 愛知県小牧市
織田木瓜
織田氏の家紋である