一万石以上の城
福井県指定史跡
概要
小浜城(おばまじょう)は、福井県小浜市にある日本の城である。
江戸時代初期に、京極氏によって後瀬山城にかえて、海と河川と湿地に囲まれて築かれた海城である。
1601年、京極高次の代に着工され、京極氏2代にわたって普請工事が行われたが、完成を見ずして京極氏は出雲国松江に加増転封された。
替わって入封した酒井氏が二条城の様式を取り入れるなど、大幅に城の縄張を変更し、本丸天守を造営。その8年後の1642年に小浜城は竣工した。以降、若狭酒井氏の居城として明治を迎えた。
明治時代に大阪鎮台の第一分営が置かれたが、失火によって大部分の建物を焼失し残存していた天守も撤去されている。北川の河川拡張などにより現在は本丸以外は河川や住宅街となり、城の遺構としては本丸部分の外周石垣を残すのみである。建築遺構としては、藩校の「順造館」正門が福井県立若狭高等学校の正門「順造門」として移築され現存している。又、市内多田寺に、書院玄関が移築されている。
(出典元:Wikipedia)
天守台跡
天守は明治まで存在したという
石垣
城の遺構としては本丸部分の外周石垣を残すのみである
小天守跡
天守跡の横には小天守跡がある
名称
- 小浜城
別名
- 雲浜城
城郭構造
- 輪郭式平城・海城
築城主
- 京極高次
主な城主
- 京極氏・酒井氏
築城年
- 1601年
江戸期石高
- 小浜藩・11万3千石
遺構
- 石垣
所在地
- 福井県小浜市
片喰
酒井氏の家紋の一例である