一万石以上の城
県指定史跡・国の名勝
概要
石田城(いしだじょう、別名福江城)は、長崎県五島市にある日本の城である。
城跡は長崎県指定史跡。城内に残る五島氏庭園は国の名勝に指定されている。福江城とも記される。
幕末の1863年に福江藩最後の藩主五島盛徳が完成させた五島氏の居城。現在は五島市の中心街に位置しているが、築城当時は三方を海に囲まれた海城であった。幕末期の海上防衛や異国船の来訪に備えるため、城内には台場(砲台)が設けられていた。松前城とともに幕末の城郭として貴重なものである。
本丸、二ノ丸、北ノ丸からなり、内堀、外堀がめぐらされた。天守はなかったが、本丸の二重櫓がその代用とされた。城の裏門である蹴出門(けだしもん)は、部品や木材の交換を重ねながらも現存する。また、土塀の一部や石橋も現存している。石垣は野面積み工法を多用しており、自然石も積み上げられている。
(出典元:Wikipedia)
蹴出門
修繕を重ねながらも現存する蹴出門である
中仕切門
本丸跡には五島高等学校があり中仕切門が正門となっている
五島観光歴史史料館
平成元年に二の丸跡に建てられた
名称
- 石田城
別名
- 福江城
城郭構造
- 海城
築城主
- 五島盛徳
主な城主
- 五島氏
築城年
- 1863年
遺構
- 櫓、門、塀、石垣、堀、土塁、五島氏庭園
所在地
- 長崎県五島市
丸に花菱
五島氏の家紋である